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BONLAB マグネシウム
「年寄りっぽい・足腰が不自由」といったイメージがあった杖。BONLABは、誰もが楽しく杖を持って外出できる社会の実現を目指し開発しました。若い方、ご両親へのプレゼントに、と幅広い皆様に愛用いただきたいと思います!
ウォーキングステッキ(杖)のイメージをアップデート!若者からお年寄りまで楽しく外出できるツールに。
BONLABプロジェクトのきっかけ
「杖なんてかっこ悪い」
BONLABウォーキングステッキは、平成電子株式会社創業者が数年前のある日、突然病で倒れ、その後懸命なリハビリによって自力歩行ができるまでに回復しましたが、家族から勧められた杖を「かっこ悪い」と言って持たずに外出した際に転倒してしまい、容態が悪化してしまいました。創業者の「あの時、持ちたいと思うような杖があれば、、」との想いから、社内ベンチャーを立ち上げ開発が始まりました。
このように、足腰に不安があっても杖の使用をためらったことで、転倒や筋力低下、歩行困難になる事例は数多くあります。開発当初に行ったユーザーインタビューでは、杖を拒む理由は「恥ずかしい」「ダサイ」「年寄りに見られたくない」「自分にあった杖がない」という声を、若者からお年寄りまで多数いただきました。
「メガネ」のような存在に
ひと昔前の「メガネ」は、目が悪い人やお年寄りの印象を象徴するネガティブなツールでしたが、今では多くの世代に一つのファッションツールとして愛用されています。BONLABウォーキングステッキは、杖が「メガネ」と同じような存在となっていくいことを目指しています。
デザインのこだわり
デザインは、グッドデザイン賞の審査委員を長年にわたり務めているデザイナー・廣田尚子氏が担当。「心の充足」を大事にして、ユーザーの声をもとに50個以上のテストピースを作成しながら丁寧に進めてきました。人と杖の関係を変えた高い機能性とファッション性の高いデザインで「ウォーキングステッキ(杖)のイメージをアップデート」するチャレンジを進めています。若いみなさんからお友達へ、ご両親へのプレゼントに。様々な方の歩く楽しさのドアを開けることができれば、とても嬉しいです。
BONLABプロジェクトの目標
医療関連の製品デザインは、他分野に比べてユーザー本来の需要を満たすものが少ないと言われています。BONLABでは、ユニバーサルデザインの視点から若年層、高齢者を問わず、心の充足を満たした機能性とファッション性を兼ね備えた質の高いデザインの製品開発を通して、杖業界に新しい価値を創造します。足の不自由な方など、障害の有無にかかわらず多様性を受け入れる豊かな社会、高齢者が元気でいきいきとした社会を目指します。
デザイナー
廣田尚子 ヒロタデザインスタジオ代表.
女子美術大学教授 多摩美術大学客員教授 東京芸術大学卒業。 ビジネスデザインを立脚点にブランディングから製品開発をディレクションし、プロダクトデザインまで一気通貫して手がける。グッドデザイン賞審査委員、東京ビジネスデザインアワード審査委員長。2014年RED DOT DESIGN AWARD、2015年グッドデザイン賞、2016年IF Design賞、 REDDOT DESIGN AWARD、グッドデザイン賞、他受賞多数。
BONLABウォーキングステッキの特徴
1.手で”握る”から手を”乗せる”という新発想!
独自の設計思想でグリップを設計したシェル構造により、面で手を受けて支えることで、握力の弱い方でも軽いもち心地で地面を押して歩くことが出来ます。グリップを強く握らないので、手・腕・肩に余分な負担をかけることなく、“至福の使い心地”を実現しています。
2.今までにない”カラー展開”で広がるコーディネート
グリップにはポリカーボネイト製シェルが装着されています。シェルはシャフトのカラーに合わせて、お好みの色に取り替え可能。シャフト本体は、ファッショントレンドをとり入れたニュートラルなカラー展開。最大20通りの組み合わせで、様々なコーディネートを楽しむことができます。(本体:4色、グリップ:5色)
3.テーブル天板に二本足で接する”安定感”のあるグリップ
自転車のサドルのようなシェル構造グリップは、テーブルやレジ台などの天板に2点で接触することで安定して立て掛けられます。
4.”歩行にリズム感を与える”杖先ゴム設計
杖先ゴムは適度な硬さと粘りが特徴の素材を採用して、ソフトな仕様感で安全に地面を掴みます。歩行時の動きを研究して、1ミリの凹凸にこだわって設計した独特な形状が、傾いた角度でもしっかり地面を捉えて歩行にリズムを与えます。
5.”足元まで美しく心地よく”マグネシウムシャフト
シャフト素材は、アルミより振動吸収率が高く軽いマグネシウムを採用。デザイン性では、シャフトと杖先ゴムの間にアルミ製部品を加えることで、足元に一体感が生まれ美しいフォルムを実現しました。
6.ユーザーの身長に合わせた”伸縮”を実現
日本人の身長分布を分析して開発したイレギュラーピッチを採用し、人数が多い分布帯では細やかに長さ調節ができます。これにより、一般的な杖に比べて多くの方に「ちょうどよい」アジャストが可能になりました。さらに表面に見える調整穴を一つにしたことで、煩わしい調整作業をシンプルで心地よくしました。シャフト内側に回転防止ガイドを付加しています。
7.バッグの中で広がらない”折りたたみ機能”
ワイヤーが内蔵されたプルストップユニットを採用し、フレームを外しても後戻りがなく、しなやかに折りたたみ無事ができます。安全性が高く、力の弱い方でも簡単に操作できて手を挟む危険もありません。 ※テクノケア社製
製品カラーラインナップ
社会課題の解決に向けて
超高齢者社会はもうすぐ目の前。この重要で大きな課題に向けて、だれもが気兼ねなくステッキを持って外出し、健康寿命を延ばせる社会になるよう貢献していきたいと思います。
本革製ストラップ
とても素敵なステッキでした。
とても素敵なステッキでした。 私は難病患者で数年ずつ足の運びが悪くなります(私の場合) 家の中では歩行器を使っているのにもかかわらず外出時は恥ずかしくて杖を使うことが出来ませんでした。 とにかく納得のいくつ絵を探そうと色々見た結果、この杖にたどり着きました。 この杖で訪問リハビリの先生と杖の使い方を教えて頂きながら慣れていきたいと思います。 とにかく素敵なステッキです。